ヤシャブシでリネンを染めてみる

1 min
白いリネンとヤシャブシ

灼熱の暑さもさり、虫の音が心地よい今日この頃。
夏の間は死んだように過ごしていましたが、やっと活動する意欲が湧いてきました。

綺麗に色付けされた市販のベルギーリネンもいいけれど、ちょっとムラがあったり、あまり見ないようなくすんだカラーのリネンに刺繍をしたいと思い、草木染の中のヤシャブシ染めをしてみました。

選んだのは真っ白なベルギーリネン。
糊を落とし染めてみようと思います。


ヤシャブシ液の中に漬かる
白リネン

ヤシャブシとミョウバン媒染で染める!

ヤシャブシを煮出した液が入った鍋の中に生地を入れます。
20分程ぐつぐつならないように煮詰めた後、鍋から取り出し、今度はミョウバンを溶かしたミョウバン媒染液に浸け込み、20分程そのままにしてみます。
さて、どんな色になるのか楽しみです。

2度目のミョウバン媒染液の中のリネン

うーん・・・。染まらない。。。

明るい所で色を確認しましたが、いまいち染まっていません。
左の画像は2回目の染色の際のミョウバン媒染液に漬かっている画像です。いまいち染まっていません。


前回は鉄媒染液を使用して染色をしたのですが、その時は2回の染色で
味のある黒みがかった色に染まりました。

4回目の媒染液に漬かるリネンさん

煮染め→媒染液 を繰り返す

4回目の染色。
少し染まったかなぁ。画像では、上の画像とあんまり変わらないように見えます。
結局4時間程、6回程染色をしてみました。6回の染色は、さすがにやりすぎた・・・。


さて、6回も媒染液に漬かったリネン。果たしてどのように染色されたのか!?わくわくを胸に明日を待ちます。

黄色っぽい茶色に染まった!

結果は・・・

翌日です。乾燥した生地はこのような色合いになりました。
薄めの黄色みがかった茶色になりました。


思うような色にならないところや、想像した色と違う色になるところも草木染の面白い所だと思いました。
さて、この生地と合うデザインの刺繍ができるか、はたまた再度染め直しを行うか❓考えてみようと思います。

引き続き草木染でいろいろと試していこうと思います。

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