コチニール染め

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コチニールで染める!

コチニールって何っ?

と思われる方もしらっしゃるかと思いますが、ストレートにいうと虫から採れる色素です。エンジムシ(コチニールカイガラムシとも言うらしい。)という中南米原産のサボテンに寄生する虫から採れる成分なのです。

虫が苦手な方すみません・・。

でも着色料として、ハム、かまぼこ、お菓子、清涼飲料水等の食品や、口紅、アイシャドー等にも入っている成分らしいのであまり恐れないでください。

そのコチニールがこちら 

あんまり虫っぽくないです。なんだか砂利の様相・・・。

このコチニールからとれる色素で染めると橙~赤紫になるらしい。『鮮明なピンク色を呈するので、桜やいちごイメージの食品にぴったりの色素』とのこと。

今回はSEIWAさんが出しているコチニール染料を使ってみることにしました。お会計の後で気づきましたが、こちらの染料なかなかのお値段します(゚д゚)!
大切に使おう・・・。むぅ。

先日豆乳漬けにしたこの↓白いリネンを使って染めていきます。

豆乳漬けでクリーミーな料理のようになったリネン
このリネンを乾かして使用します

コチニール液に投入!

煮出したコチニール染料に生地を投入します。

さすが巷で使われている色素なだけあって、煮出して間もなくすごい存在感!すごい!クランベリーカラー(゚д゚)!

しばらく漬けたのち、媒染液へ。(ミョウバン)
そして洗浄・乾燥します(画像省略)。

できあがり!

こんな感じの桜色になりました。
でもこの桜色、今の季節的にはなんとなく使いにくいってことで、2度染めへ。

乾燥待ちしている間時間が経過してしまったので、色が益々パワーアップした気がします。そしてなんだかホラーな感じに・・。
でも媒染→洗浄すると変わるので大丈夫なはずです!

媒染液中。
だいぶ赤みが強くなっています。
この赤だと綺麗だな~と思いつつ洗浄して乾燥させます。

出来上がり!やっぱりクランベリーカラーどこかへ行ってしまいました色はピンク紫。
そしてアイロンをかけると意外と白い線が残っていたり、ムラがあったり、となかなか個性的な生地に変身。
さあ、この個性的な生地を活かせるのかどうか、考えてみようと思います。

以上、コチニール染めのレポートでした!

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